キレイナモノ。
キレイなものを見た。
私の世界で一番キレイなもの。
一面に広がる涙でぼやけた七色の光、魂を削るような歌声、透き通った心、無数の涙と笑顔。
あまりにも美しくて また涙が溢れてきた。
涙の答え
2018年8月24日。1年ぶりに大好きな人達に会った。本当に本当に色んなことのあった1年だった。もう二度と会えないのかなと思った日もあった。だけどこうしてまた会えた。薄暗い3ヶ月を必死に歩いてきた。その先にはこんなに美しい景色があった。嬉しかった。
私の大好きな関ジャニ∞は6人になった。
ずっと信じられなかったけど、LIVEに行ってこの目で見てやっとちゃんとわかった。
何年も何百日も何千回も聴いてきた曲達
そりゃどうしても無意識に彼の歌声を探してしまう、待ってしまう。当たり前だと思う。
不慣れな歌割りを聴く度に、立ち位置を見る度に、赤色をふと思い出してしまう。
悲しかった苦しかった。死ぬほど泣いた。
でも唯一すばるくんの声を探さずに自然に聴ける曲があった。6人の初シングル『ここに』
この曲を聴いた時、現実はストンと自分の中に降りてきた。
「あぁ、そうか。もうすばるくんはここにおらんのや」って。
こうやって6人の曲が少しずつ増えていって、少しずつ噛み砕いて飲み込んでいくのかな。
でもそれも関ジャニ∞と一緒なら出来るかもしれない。
そう思えるほど新しい関ジャニ∞はカッコよかった。誇らしかった。
命の星屑
新生関ジャニ∞はもの凄いパワーを放っていた。それはきっと「頑張りたい」とかの次元ではなく、ただ「生きたい」という人間のパワーだったように思う。
そこにいる6人はもう会見の時の「関ジャニ∞に残された6人」なんかじゃなかった。ちゃんと自分の意思で「関ジャニ∞を担う6人」だった。
一人一人が必死だった。歌うことに、このステージに立つことに、生きることに。
あんなに必死に生きるアイドルを私は初めて見た。
この人達は命を燃やして輝いてる そう思った。
その輝きは例えるなら、大粒のラメとかじゃなくて、星屑のように小さくて儚くて でも強く発光する輝き。
それがすごくキレイだった。
赤色の血
パートが増えたからなのか、穴を補おうとしてなのか、みんな歌い方が少し変わった気がした。
特に丸ちゃんは、まるで渋谷すばるが乗り移ったかのように叫ぶように歌ってた。その姿を見ると少し切ないような気持ちにもなった。
でも本当に6人がすごく たくましかった。
厚みのある歌声や音は、すばるくんがいないことを全く感じさせない。
だけど 歌の中に 音の中に 6人の中に 確かに 渋谷すばるがいたことを感じた。
不思議な感覚だった。
まだ安定したとはいえない6人の歌ハモは、7人の時とはまた違う魂の叫びだった。
これから6人はどんな音楽を作っていくのかな。どんな関ジャニ∞を目指していくのかな。
関ジャニ∞の精神は何も変わってなんかない。私の大好きながむしゃらな関ジャニ∞のまま。またこの人達の行く先を楽しみにできる日がきた。嬉しかった。安心した。たぶん私はあの日からずっと この安心が欲しかったんだと思う。
透明の心
「一点の曇りもないクリアな心と空間」
ヤスくんのソロ曲の時にそれを強く感じた。
めちゃくちゃに この世のものとは思えないくらいに キレイだった。
これはきっとヤスくんが小さな想いも秘密にせずに全部全部私達に教えてくれているから出来る空間なんだと思う。
アイドルである前にヤスくんも人間なんだから、自分のことを全部他人に教える義務なんてもちろんない。
でもヤスくんは包み隠さず本当の事を屈折せずに真っ直ぐ届くように教えてくれてる。あのクリアな心を見て私はそう確信した。
このステージに立つまで、きっと私なんかには想像できないほど辛くて悩んで悔しかったと思う。孤独だったと思う。ギリギリで生きてたんだと思う。
だけど、私の目の前に立っていたヤスくんは数え切れない人の愛を一身に受けて優しそうに笑ってた。
大好きな人が生きて楽しそうに笑ってる。
ただそれだけで泣くほど嬉しかった。
それほどヤスくんは大きな壁を乗り越えて、今もまだ乗り越えようとしてる。
だからヤスくんがくれた無償の愛を何十倍にも何千倍にもして返して、そのクリアな心をもっともっと愛で満たしてあげたいと思った。
泣きながら笑え
関ジャニ∞の曲はどの曲のどの歌詞も痛いほど心臓に突き刺さる。特に今回はどうしても色んなことを考えて重ねてしまう。だからどうしても泣いてしまう。でもなぜか最後は笑ってる。これが関ジャニ∞のすごいところ。
大倉くんが言ってくれた。
どんなことがあっても、笑って僕たちは前に進んでいくんで、その途中で悲しかったり涙流したりいろんな感情になってもらっても大丈夫です。僕らも陰で泣いた時間があったかもしれないし。でも、最後にはみんなを笑顔にしてお家にお返ししますので。
その通りだと思う。関ジャニ∞はいつもどんな時でも笑顔をくれる。そんなところに救われて好きになったんだよ。
LIVE中 自分や友人を含め、たくさんのeighterの泣きながら笑う姿を見た。
すごくキレイだった。
こんなに人を素敵な顔にさせられる人達は素敵に決まってるやろ?
僕ら どこへだって行けるさ
彼らもきっと進むべき道はまだ見つかっていないのかもしれない。グレーな部分もまだたくさんあって、消化にはまだ少し時間が必要かもしれない。でも彼らは必死に関ジャニ∞として続いていこうとしてた。糸のような希望を手繰り寄せて。無理矢理にでも前を向いて。笑って生きようとしてた。強く、一歩ずつ、進もうとしてた。心強かった。
きっと私もこの先何度も思い出して泣いてしまうし、振り返って立ち止まってしまうだろうし、一生忘れることはない。
でも彼らの姿を見たらもう大丈夫だと思えた。自分ももう前を向けるそんな気がした。
すばるくんは 今どこにいますか?
何をして何を見て何を考えていますか?
新しい関ジャニ∞をどこかで見てますか?
6人の関ジャニ∞最高にクールだったよ。がむしゃらに走り始めたよ。
クロニクルのスタッフさんが言ってくれた通りにさ、すばるくんがいてくれた時間も、いなくなることさえも、6人はちゃんと力に変えて、笑顔に変えて強くなろうとしてたよ。
だから すばるくんも頑張って。
やっと心からすばるくんの背中を押せるようになったよ。
遅くなってごめんね。
頑張って。生きて。生き抜いて。
イマを刻んでいこう
関ジャニ∞は私達と一緒に生きてる。
このクソみたいな時代を。
同じ高さを 一緒に泣いたり笑ったり怒ったり しながら歩いてくれる。
時には身を呈して 私達を引っ張ったり押したりしてくれる。
飾らずに刹那の光を見せてくれる。
だから必ずいつか終わりだって来る。
でもそれでもいい。
永遠とか未来とかどうでもいい。
今がキレイならそれでいい。
きっと今を生きることで精一杯なんや 私達は